入門「統計」のお部屋

わかりやすく「統計」についてお話します。

【統計解説】品質工学(タグチメソッド)を確立した田口玄一の語る因子と水準(会社での実験をどこまで効率的にできるのか?)

 こんにちは、コウヘイです。

 統計や品質工学、実験計画法について色々と記事を書かせて頂いております。

 

はじめに

 先日、品質工学(タグチメソッド)を確立した田口玄一氏が46年前(昭和51年、1976年)に出版した下記の本について一部抜粋して解説しました。 

www.xn--4d0av1x.net

 

 ほんまに発見しかありませんので、今回も同じ本から「すぐに役立つ」けど「知られていない」ことについての解説をします。シリーズ化しよう。

 対象者としては

  • メーカ勤務の開発or生産技術(場合によっては製造)で、普段の業務の非効率さが耐えられない。
  • 大学で実験をしているけどまだまだ効率が悪くて全然結果が出ない(特に助手~助教の方に知ってほしい)。

といったところに置いています。

 

今回の内容

 まず参考図書はコチラ。上下巻合わせて1000ページ以上あるのでお気をつけて。。

<復刻版> 第3版 実験計画法 上

<復刻版> 第3版 実験計画法 上

  • 作者:田口 玄一
  • 発売日: 2010/08/10
  • メディア: 単行本
 

 

 取り上げるのはp.123、「5 因子と水準」より。

(前述)実験に取り上げられた変数は一般に因子と呼ばれる.因子の数は実験によって異なるが実験計画法をうまく利用するという立場からいえば,少なくとも7~8個,一般にいくら多くてもよい。(中略)因子の数は、少ないよりは多いほうがよく、たとえ20~50くらいの因子があっても、数十の実験ですませることもできる。(後略)

※太字は原文ママ

 特に、ここ(下記)ってやっぱり衝撃じゃないかな、と。

たとえ20~50くらいの因子があっても、数十の実験ですませることもできる。(後略) 

 因子= ふりたい設計パラメータが20~50あったらもうお手上げじゃないでしょうか。

 仮に設計パラメータが上記真ん中の35あったとして、それが部品10個の材料の種類、部品15個の機械の形状、部品10個の製造条件だったとしたら、それを実験して最適条件求めよう!となった瞬間に「えー、、、」ってなりますよね。

 マジメに実験は無理そうなので、やるとしたら、とにかく経験のある人に聞いて、それぞれの設計パラメータで良さそうなところをエイヤと決めて、水準を変えやすいところもしくはコストに影響が大きいと思われるところ*1を2,3ピックアップしてちょっと変えてみて最適条件を見つける、といったところが関の山じゃないでしょうか。

 

 それに対して、ここで議論しているように数十の因子が十数回~数十回で見通しよく実験ができるとしたら効果はめちゃくちゃ大きい(ですよね?)

 

 p.126ではここまで言い切っています、田口玄一氏。

このように因子と水準は非常に融通性があるということをよく知っているということが生産試作やパイロットプラントの研究では大切である。そうしないと、直交表の実験をするのにあらかじめ予備実験をして実験が可能かどうかを調査するという全く馬鹿なことをやる研究者が出ることになるのである。(後略)

※太字は原文ママ

 

 いやー身にしみますね。直交表の実験をする際にはノリと勘でやるのではなく、

ロジックを着実に積み上げてスタートしましょう^^

 

 ちなみに、因子と水準って何????となった方についてはこちらの記事もご参考にして下さい。 

www.xn--4d0av1x.net

 

 直交表、品質工学(タグチメソッド)、実験計画法 などで質問相談があればコメントお待ちしております^^

 

最後に、そもそもの話

 例えばなにか気になるニュースがあった場合に、

  • そのニュースが本当なのか?
  • 違った見方ができないか?
  • 危ないとしたらどのくらい危ないのか?

といったことを、データを使ってサッと確認できると便利。

 データで確認なんて毎回やっていられない!と感じられるかもしれませんが、慣れてくると、ちょっと見ただけで「違和感」を感じ取れるようになります。

「違和感」のあるお話は、眉につばをつけて読んで(聞いて)、必要に応じて自分で確認するというサイクル。

 もちろん仕事でも役立ちます。「データをロジカルに分析して定量的に結論を出すというスキル」があれば、

  • 給料やボーナスが増える
  • 圧倒的短時間で成果が出る
  • みんなから一目置かれ、頼りにされる

など、メリットしかありません。

 このブログでは、こういった統計的なお話をドンドンしていきたいと思いますのでぜひお読み頂けますと幸いです。

 知りたいことがもしあれば、ここのコメントに記載頂いてもいいですし、下のアドレスからメールにてご質問頂いてもご回答させて頂きますので良かったらぜひ。今ならキャンペーンでプレゼントもご用意しています。

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

メルマガではブログでは非公開の情報を公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!

 

 

 

*1:これ直感で決めたらだいたい間違えます。ここで本来気にすべきコストは製造コストのみではなく製品のライフサイクル全体を見据えた社会に与える影響

【統計ニュース解説】新型コロナウイルス(Covid-19)のマスク在庫がないのは本当?マスクはどこへ?

 こんにちは、コウヘイです。

 今日はみなさん気になるマスクの枚数について、紐解いてみます。
 気になってる方はぜひどうぞ。話のネタにもなりますし。

はじめに

 新型コロナウイルスの影響でマスクがお店の棚から一掃されていますね。。ほんまに無い。

 ついにシャープさんが生産に参入するとか。

mainichi.jp

 使っていない液晶ラインを活用するんですね。クリーンルーム(ホコリなどを除去した部屋)のレベルは高いでしょうから、衛生面は信頼できるかな。

 補助金も出るしシャープさんも多少渡りに船かと。

 

 気になるシャープさんのマスク生産量は、

  • 3月半ばにも1日15万枚
  • その後は1日50万枚

 1ヶ月当たりマックスで1500万枚(=50万枚×30日)か。

 1500万枚は人口の1割強。

 この生産量は多いのか少ないのか。。

 ということで、

  • マスクが足りないのは本当か?
  • いつくらいになったらマスクは手に入りそうなのか?

という2点について検討してみましたので共有いたします。

 

 1.マスクが足りないのは本当か?

例年のマスク生産量と需要

www.jhpia.or.jp

 こちらのデータをお借りすることにしました。

 2011年以前は信頼性に自信が持てなかったので、このブログでは2012年以降のデータに絞っています。

 まずは日本全体での生産量。国内生産と輸入の合計。

f:id:kohei327:20200301225059p:plain

 年々枚数は伸び、最新データの2018年は55.4億枚/年。平均すると一人あたり年間50枚もつかっている・・・!?

 内訳はこちら。

f:id:kohei327:20200301225126p:plain

 2018年の55.4億枚のうち、家庭用(青)は42.8億枚、比率にすると77%で大半を占める。

 次に多いのが医療用。10億枚で18%。

 産業用が一番少なくて2.6億枚、5%。意外と少ないのね。

 

 じゃあ実際にこの枚数は使い切られているの?というと、

f:id:kohei327:20200301232643p:plain


 2016~18年は在庫が16~17%と少なくとも現在のように需要が何倍にも(後述)なったら耐えきれない。

足元のマスク需要

 おさらいすると、2018年のマスク生産量は55.4億枚/年。

 

 ここから下は「1ヶ月当たり」の枚数で統一しますね。

 なのでまず2018年の生産量は平均月4.6億枚(=55.4億枚/12ヶ月)。

 

 それに対して、、、

www.asahi.com

  • 供給量を月6~7億枚(布含め)に増やす
  • 注文数は5億~6億枚

  注文数を単純に4倍(4週間分)したのが1ヶ月の需要とすると、月に20~24億枚。

 よって、

 供給量(しかもこれから目指す数)の4分の1程度しか生産できない。。

 これはさすがに足りないわ。

 

 月に30枚欲しいのに7~8枚しか手に入らない計算。

 まぁ咳が出なければ使わなくてもいいけど、花粉症だったら大変大変。。。

 

2.いつくらいになったらマスクは手に入りそうなのか?予測できる?

 結論からいうとごめんなさい、予測できません

 国が補助金出したりしていますが、足りない状況が続くとしか言えなそうです。

 以下詳細。

生産量を増やすための施策

 国は補助金で加速させようとしている。

 早速乗ってきたのが外資系になったシャープ。さすがの動き。

www.meti.go.jp

 どのくらいもらえるかというと、細かい諸々を省くとイメージ

  • 中小企業者:3/4以内(補助対象経費の)
  • 中小企業者以外:2/3以内(同上)

で、さらに先進的事業(高性能の先端生産設備)と認められえれば上限が3000万円から2億円に一気に引き上げられる。

 シャープさんも2/3もらう方向のよう(上限は不明、でも2億円取りに行くでしょうね)。

 使えるものは使おうーということね。

現時点での効果

www.meti.go.jp

 すでに採択された3社のうち、生産量が公開されている2社を合計すると導入後1ヶ月で260万枚。。

 需要の月20~24億枚からすると3桁小さい(0.1%程度)。焼け石に水、とまでは言いませんが。。

 シャープさんの1500万枚でも、需要の月20~24億枚と比較すると1%未満。。

このペースだと手に入るのは、、、

 物凄い先。。

 ただ月に4億枚は供給されるので一人あたり3枚は手に入る計算。

 とはいえ、箱で100枚とか買われたら一気に手に入りにくくなってしまう。

 しかも、当然ながら医療用を優先する。

 家庭用が市場に出回る時期は今の所見込めない(ごめんなさい)。

ということで終わりに、、

  数字をまとめてみると各家庭がほしいだけのマスクを手に入れれる時期はだいぶ先になりそう。

  • 注文数は1ヶ月20~24億枚
  • 生産量は1ヶ月6~7億枚(を目指す。布マスク含め)
  • 補助金で増やそうとしているけどシャープさんでも1ヶ月1500万枚。。

 朝イチのドラッグストアめぐりとかをして、たまたま並んでるのを見かけたら「必要な分だけ」「即買い」を推奨します。

 当然ながら、「必要ない分」は買うのをやめましょう。自粛ではない、ダメゼッタイのレベル。

 これから花粉症の季節、花粉症の人にとってはマスク生命線だったりするようですし。

 

 やっとこさこういうニュースも広まってきた。

www.nikkei.com

 

 1ヶ月以上前に論文からマスクの有用性について考察してみましたので興味がある方は下記から読んでみて下さいませ^^

www.xn--4d0av1x.net

最後に、そもそもの話

 例えばなにか気になるニュースがあった場合に、

  • そのニュースが本当なのか?
  • 違った見方ができないか?
  • 危ないとしたらどのくらい危ないのか?

といったことを、データを使ってサッと確認できると便利。

 データで確認なんて毎回やっていられない!と感じられるかもしれませんが、慣れてくると、ちょっと見ただけで「違和感」を感じ取れるようになります。

「違和感」のあるお話は、眉につばをつけて読んで(聞いて)、必要に応じて自分で確認するというサイクル。

 もちろん仕事でも役立ちます。「データをロジカルに分析して定量的に結論を出すというスキル」があれば、

  • 給料やボーナスが増える
  • 圧倒的短時間で成果が出る
  • みんなから一目置かれ、頼りにされる

など、メリットしかありません。

 このブログでは、こういった統計的なお話をドンドンしていきたいと思いますのでぜひお読み頂けますと幸いです。

 知りたいことがもしあれば、ここのコメントに記載頂いてもいいですし、下のアドレスからメールにてご質問頂いてもご回答させて頂きますので良かったらぜひ。今ならキャンペーンでプレゼントもご用意しています。

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

 メルマガではブログでは非公開の情報を公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!

 

 

 

【統計ニュース解説】新型コロナウイルスのPCR検査を受けることができない?

 こんにちは、コウヘイです。

 盛り上がりまくっている新型コロナウイルスについて。

 今日は、PCR検査数がとても少ないという件について少し深堀してみます。

 

  • まずPCR検査とは 
  • PCR検査人数少なくない?
  • なんで日本は韓国より1桁少ないのか
  • 日本の検査数を検証してみる
  • まとめ
  • 最後に、そもそもの話

 

続きを読む

【統計解説】 品質工学(タグチメソッド)を確立した田口玄一の語る直交表と交互作用

 こんにちは、コウヘイです。

 軽く自己紹介をすると、メーカで開発業務をしながら、開発効率を上げるための方法を模索する中の一つとして、品質工学や実験計画法の学習と実践を進めている者です。

 

はじめに

 メーカで開発、設計をされている方なら一度は聞いたことがあるであろう品質工学、実験計画法。

 でもなんか難しそうでよくわからない。。

 

 えぇ、そのような方にこのブログでは噛み砕いた記事を色々と書いていきます。

 

 今日は、多少企業で研修を受けたり自分で本を読んだりしたことがある人向け。

 

参考図書はコチラ。

<復刻版> 第3版 実験計画法 上

<復刻版> 第3版 実験計画法 上

  • 作者:田口 玄一
  • 発売日: 2010/08/10
  • メディア: 単行本
 

 作者名から推測できるようにタグチメソッドを確立した田口玄一氏がゴリゴリ作り上げた大著。

 どのくらい大著って、手元にある本は復刻版でないので少し違うかもしれませんが、

  • 第3版 実験計画法 上 1~527ページ(+目次・索引)
  • 第3版 実験計画法 下 528ページ~1095ページ!(+目次・索引)

なんと1000ページ超え!

 えぇ、忙しい皆様は読む必要がありません、最も美味しいところだけを要点絞って、ぎゅぎゅっと密度濃くして、このブログにて説明させて頂きます!

 

引用解説:交互作用と直交表について

 ここで、実務で使う場合に大事にしておくべきことを一つ引用して解説させて頂きます。

本書では、ほとんどの場合、交互作用を考慮していない.それは交互作用がないからではない.交互作用がありうるから、交互作用を省略した主効果のみの実験をするのである.交互作用が大きいときには、あらゆる組み合わせの実験以外のどんなわりつけでもうまくゆかない.1因子ずつの実験でも、交互作用を省略した直交表の実験でもうまくゆかないのである.交互作用を小さくする方法は、わりつけではなく、つぎのような固有技術や解析技術で解決すべき事柄だからである .

(1)加法性や単調性のある特性値に変える.

(2)因子の水準について相互関係を考える.

(3)分類値のときには累積法のような正しい解析をする.

田口玄一著、第3版実験計画法、p148)

 いやーこの部分だけでも世の中のほとんどの人が誤解していることをズバッと言い切っていて背筋が伸びる。

 しかもこの本が出たのが昭和51年、1976年というのだから恐ろしい。もう44年前。。

 

 社内教育でも社外セミナーでも実務上の議論でも、交互作用をありがたいものくらいの感じで取り扱っていましたよ。。

 

交互作用とは

 2つの因子(出力に影響を与えるパラメータ)が相互に影響し合うこと。

 たとえば因子を

  1. 食べ物の種類(ケーキと焼き肉)
  2. 飲み物の種類(ホットコーヒーとビール)

とし、目的特性(いわゆる出力)を満足度とする。

f:id:kohei327:20200227224155p:plain

 

 ケーキのときはホットコーヒーが嬉しいけど、焼き肉になったらビールの方が嬉しい。。

 つまり、片側の因子によってもう一方の因子の効果が逆転してしまう。


 交互作用が無い時はこんなの。

 

f:id:kohei327:20200227224140p:plain

 

食べ物が餃子でも焼き肉でも烏龍茶よりビールの方が嬉しいよね*1

 

 さて、話を戻して、実務上で何かを設計するときには交互作用の効果は無いに越したことはない。

 無いに越したことはないけど、ありそうなものは直交表の交互作用列に割り付けるのが最近私が聞くオーソドックスな手法でした。

 

 しかしながら、タグチメソッドを掘っていくとそんなことはなかった。

 システムの安定性を考えると交互作用が「無いように」設計しないと、市場に出したときに不具合が発生するリスクがある。

 

 そういうことを学んで、そうかそうか、と思っていたら、はるか44年前の本で既にしかもご本人の田口玄一氏が指摘しているではないか。

 

 上の引用部分を、一行ずつ解説してみる。

本書では、ほとんどの場合、交互作用を考慮していない.

 交互作用、つまり絡み合った効果を積極的に取り扱うことはしませんよね。

それは交互作用がないからではない.

 でも、無いから見ないとかそんな簡単な話ではないんです。

交互作用がありうるから、交互作用を省略した主効果のみの実験をするのである.

 あるから、無いとしてやるんです。

 え、難しい?

 時系列で開発と市場をわけて考えてみましょう。

 まず、開発途上で実験する時は、やっぱり限定された状況でになる。

 その状態で交互作用があるようなものを作っちゃったとする(いや、大抵はそうですね)

 そうすると、市場に出して未評価の因子の影響を受けた時、目的特性に意図しない影響が発生してしまう。

 よって、市場で意図しない影響を発生させないために、開発途上では交互作用を省略して、つまり交互作用の影響を考えなくてもすむように、主効果だけで実験をするのです。

 上の文にちょっと追加すると(()部が追加部分)

交互作用がありうるから、(市場で交互作用の影響が発生しないよう、)交互作用を省略した主効果のみの実験をするのである.

となります。

 

 つぎ。

交互作用が大きいときには、あらゆる組み合わせの実験以外のどんなわりつけでもうまくゆかない.

 交互作用の影響が大きいシステムを作っちゃった場合、全部の条件で試験しないと、結果が予測できなくなっちゃう。仮に量産品だと各納入先(工場とか過程とか)の状況まで考えて、全部の条件で試験をするなんて事実上不可能。

1因子ずつの実験でも、交互作用を省略した直交表の実験でもうまくゆかないのである.

 1つの因子だけ変化させて(上だとホットコーヒーとビールを入れ替えるだけ)実験しても、交互作用を考えないことにして実験した直交表を用いた実験でも、結局うまくいかないものである。

交互作用を小さくする方法は、わりつけではなく、つぎのような固有技術や解析技術で解決すべき事柄だからである .

 だって、交互作用は実験計画をうまいことやって減らすようなものではないからなんですよー。。ここで技術力を発揮して、交互作用の影響を受けにくいシステムを作りましょう!その方がコストも下がるし開発期間も短くなるし(勉強時間はかかりますが、、)、何より市場での不具合を未然防止することができる*2

 

 

終わりに

 品質工学(タグチメソッド)を一人で確立された田口玄一さんの名著から引用と解説をしてみました。

 正直、実際に入手して読むまではどんなもんやろと思っていましたが物凄い深いしこの本を書いた段階でタグチメソッドの根幹は既に確立されている。

 

 このブログを読んで理解できなかったけど、なにか良いものがあるかも、、、とピンと来た方。

 とてもいい感性をお持ちだと考えますので、もし気が向けば色々と一緒にやっていきましょう。

 もちろんただの相談でもいつでもどうぞ!

 日本から良いものを出していきましょう!

 

 

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

メルマガではブログでは非公開の情報を公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!

 

 

 

*1:個人の見解です

*2:ここの効果を会社における評価につなげるにはまた別のスキルが必要です。不具合を出さないだけでとどまると評価につながりにくいのでやる気が高まらない課題もありそう。ただタグチメソッドは金額換算する手法もあるのでそちらも見てみて下さい。必ずあなたの行動はメリット出せます。

【海外ニュース解説】COVID-19(新型コロナウイルス)によりイタリア一部封鎖。。スーパーの棚が空に!?

 こんにちは、コウヘイです^^

 今日は海外ニュース解説。2/24時点でのイタリア封鎖状況についてBBC(イギリスのニュースサイト。世界でもトップクラスに有名)からシェアいたします。

 記事はコチラ。

www.bbc.com

 7000文字以上(約1400単語)もある記事ですので、抜粋して要点をまとめると、

  • ベネチアのカーニバルを予定より2日早く短縮。コロナウイルスの抑制のため。
  • イタリアはヨーロッパでコロナウイルスの症例が群を抜いて多く、152名、死亡3名。
  • イタリア北部、ミラノとベネチアに近い2つの「ホットスポット」地域に厳しい検疫制限を課した。
  • 約5万人、特別な許可無しの移動が制限される。
  • 列車の乗客2名に発熱症状が現れた際、ベネチアからの列車をオーストリア国境で停止、即検査。検査結果は陰性だったものの、迅速な対応。
  • ミラノの大学は閉鎖中。流行が続く間閉鎖が続くだろうとのこと。
  • ある町ではスーパーマーケットでパニック購入が続き、棚が空に

という感じですね。

 

 まずイタリアってそんなに出てるの?と調べると、

gisanddata.maps.arcgis.com

f:id:kohei327:20200224112227p:plain

(日本時間2020/2/24 11:20時点)

おぉ、イタリアは157、日本の147を超えている、、

ちなみにOthers(その他)は、ダイヤモンド・プリンセス号のようです。。

www.mhlw.go.jp

・2月3日に横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」については、延べ3,063名について、新型コロナウイルスに関する検査を実施したところ、陽性が確認されたのは634名(うち無症状病原体保有者延べ328名)。

 壮絶な割合、というか、濃厚接触したらかなりの確率で移るのね。。

 

 イタリアに話を戻して、人口比で考えるとイタリアの数は凄い。

 約6千万人、日本の約半分とすると、感染率は約2倍。

 ・・・なんですが、日本は検査できてないようですし、予断は許さない。

 

 そして最初のBBC記事に書いてあることが本当なら、町を封鎖したり、すぐに列車を止めたり、大学を封鎖したりなど初動が日本に比べ早いし広範囲。

news.yahoo.co.jp

 あんまり煽るようなことはいいたくないけど、向こう2ヶ月(暖かくなるくらいまで)は最低限

  • 水・食糧の確保
  • 現金用意
  • 極力出歩かない
  • できる人は海外へ(といってもどこに行ったらいいのやらですが)
  • そして何より体力をつけておく。良いもの食べてよく寝て適度な運動。

ということを守りながら、対策していきましょう。

 

 どのくらい広がるかについて1ヶ月前に予測した記事。 

www.xn--4d0av1x.net

  ダイヤモンド・プリンセス号のおかげで予測通りの数字に着地しかけている。。

 ご興味がある方は上の記事もご覧下さい。

 

 

最後に、そもそもの話

 例えばなにか気になるニュースがあった場合に、

  • そのニュースが本当なのか?
  • 違った見方ができないか?
  • 危ないとしたらどのくらい危ないのか?

といったことを、データを使ってサッと確認できると便利。

 データで確認なんて毎回やっていられない!と感じられるかもしれませんが、慣れてくると、ちょっと見ただけで「違和感」を感じ取れるようになります。

「違和感」のあるお話は、眉につばをつけて読んで(聞いて)、必要に応じて自分で確認するというサイクル。

 もちろん仕事でも役立ちます。「データをロジカルに分析して定量的に結論を出すというスキル」があれば、

  • 給料やボーナスが増える
  • 圧倒的短時間で成果が出る
  • みんなから一目置かれ、頼りにされる

など、メリットしかありません。

 このブログでは、こういった統計的なお話をドンドンしていきたいと思いますのでぜひお読み頂けますと幸いです。

 知りたいことがもしあれば、ここのコメントに記載頂いてもいいですし、下のアドレスからメールにてご質問頂いてもご回答させて頂きますので良かったらぜひ。今ならキャンペーンでプレゼントもご用意しています。

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

メルマガではブログでは非公開の情報を公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!

 

 

 

【統計解説】工程能力指数とは?の意味に、自信が無い方へ

 こんにちは、コウヘイです。

 本日は、工程能力指数についてご説明いたします。

 

 工程能力指数は、製造業の品質管理で使われる方法。

  • 聞いたことはあるけど実はよくわかってない、、
  • 使ってるけどとりあえず1.33越えりゃOKなんでしょ、、、

みたいな「自信のない」方向けの記事です。

 

 他のサイトにはあまりない「イメージ」を使った解説をしますので、しっかり意味合いを掴んでもらって、お仕事で役立てていただけると嬉しいです。

 

目次

  • 工程能力指数をイメージで捉えてみる。
  • 数式に入る前に、数式をイメージで捉えてみる。
  • 実際に数式で確認してみる。
  • キンドル本と動画セミナープレゼント
続きを読む

【効率化】家の掃除を外注してみた。シルバー人材センターとは一体何?

 こんにちは、コウヘイです^^

 今回は、家事を効率化したい方、もしくはすでに「シルバー人材センター」に興味があって、どんなものなの?と思っておられる方への記事です。

 この記事を読んでくださっている方は、もろもろの効率化や最適化に興味がある方が少なくないと思います。

 特に、自分がやっても他人がやっても特に変わらないことを、自分の限られた時間を使ってやるのって、とてももったいないですよね。

 その代表的なことは家事じゃないかと。 

 

家事代行を検討してみる。でも。。

 ただ、プロの家事代行を依頼するには、だいぶ費用がかかる。。

 ネットで調べてみたら、

 「あぁ、1時間2000円で頼めるのか!それなら、、」

と思っても、ちゃんと調べたら一契約が2時間3時間で、さらに交通費が必要だったり、一ヶ月に最低限頼まないといけない回数の縛りがあったりして、一ヶ月の出費でいうと軽く数万円は超えてくる。


 それだけの余剰資金がある方はともかく、いきなり月に数万円、年間でいうと数十万円を出して、家事をアウトソースしようという男気ある方は、少なくないのではと予想します*1


 というか、ここまでこの記事を読んでくださっている方なら、「興味はあるけどそこまでの金額をいきなり出すのはちょっと、、、」と考えている穏当な考え方だと思います。

 

我が家の話

 実際に私もそうで、子どもが一人いて共働きなので、家事が回りきらない。

 週末にまとめてやると、片付けと掃除だけであっという間に半日かかり、買い出し行って料理したらあっという間に夕方になる!やってらんねぇ!となっていました。

 

 そんなに家が汚いわけではない、、、と思うのですが、とりあえず快適に生活ができるレベルに維持するだけでも、やっぱりかかる時間は多い。

 

家事に使っている時間はこんなにたくさん。。

 例えばある月の記録をみると(たすくまというアプリでログを取って改善かけています)、
 一ヶ月で家事に「35時間」も費やしていました。

 1日8時間労働とすると4日+3時間分。

 週休3日の会社より働いていることになるー!わーお。

 

 家事の中身は掃除片付け料理洗濯など色々とあるものの、時間にして

  • 一日1時間(朝晩30分ずつ)、
  • 週末は土日どちらかのみ、プラスアルファで1時間

しただけで、あっという間にこれだけのボリュームになる。

 時給が仮に1000円でも一ヶ月に3.5万円、

 もし時給が5000円なら一ヶ月に17.5万円分の働き!

 おそろしや。

 

 ということで、本題。

 シルバー人材センターというサービスをふとしたところから知りました。

 高齢者の方が家庭の困りごとを解決してくれるという話。

 公益社団法人が間に入り、高齢者とお願いしたい人をつないでくれる。今時の言葉で言うとマッチングしてくれる*2

 頼んでみたら、それがもう物凄い良かったので、実際に頼んで来てくれるまでのやりとりや、頼んでみてどうだったのかということをレビューしてみます。

 

 ネットでもシルバー人材センターの体験談って少ないのでぜひご参考に。 

 

そもそもシルバー人材センターとは

高年齢者が働くことを通じて生きがいを得るとともに、地域社会の活性化に貢献する組織です。お近くのセンターをお探しの方はこちらから。

www.zsjc.or.jp

 依頼側(家事を頼む側)から見れば高齢者の方に仕事を依頼できる仕組み。

 働く側からすれば、社会とつながりを持って、さらに仕事によってはスキルを活かしながら、お金も得られるスキーム。

 紹介元は公益社団法人

 公益な団体ですので、収益を目的にしていません。安心して仕事をお任せいただけます。

とのこと。

 

www.zsjc.or.jp

どのくらいの売上?

 平成30年で、契約金3,185億円、加入者数713,640万人だって。

www.zsjc.or.jp

 一人あたりでいうと4,463円(の売上、になるかな?)。

 まぁほとんどの人が登録だけして働いてないのでしょう。

 ただし契約金3000億円は立派。凄い。

シルバー人材センターの方が家に来るまでの流れ

 まずは電話してみる。

 地域ごとに人材センターが異なるみたいなのでグーグルさん活用下さい。

 電話にて依頼したい内容を説明する。

 その後、先方で適した人を探して頂いて、もし該当者がいれば連絡をいただける。

 

 その連絡で日取りを合わせて、一度自宅に来てもらって打ち合わせを行う(シルバー人材センターの方と業務をされる方の2名で来られる)。

 

 お互いが合意できたら、契約へ。

 我が家は月に2回、土曜日の9時~12時で自宅の掃除をしてもらうことにしました。

 換気扇の掃除や窓拭きなど、体力がいる仕事は対象外とのことです。ちょっと換気扇をやってもらいたい下心はありましたがやむなし。

実際に来られる前の準備

 掃除のプロに頼むわけではないので、掃除道具一式は自分で用意。

 あくまでも自分でやることを人にお願いする程度なので、いつもの掃除用具だけでお待ちすることに。

実際に来られたら

 早速掃除を開始してもらう。

 うちに来られた方はなんと70歳、でもめっちゃ元気で優しい。ありがたい。

 

 まずは、お手洗いから丁寧に掃除をしていただけた。

 手洗いの台?水を受けるところに若干ホコリが溜まってくすんでいたところを、歯ブラシで丁寧に磨き上げてピカピカにまでしてくれた!

 これはかなり感動。。

 

 さらに、壁も拭きましょうか?と提案頂き、手が届く範囲で壁までスッキリ。

 

 その後洗面台、キッチン、廊下、寝室、風呂と順番にピカピカにして下さる。

 これだけやったら、もうなんと3時間完了。

 一箇所一箇所を申し訳ないくらいピカピカに仕上げてくれた。。

 途中で特に休憩されることもなく、掃除完了。

 普段から体を動かして家事をされているようで無駄なくかつ丁寧に掃除していただけた。

 

 こりゃ、仕事や育児の合間でちょちょっと掃除するぐらいだとだんだんくすみが溜まっていくわけだと実感。。。

2回目以降はどうやってつづく?

 うちの地域だけかもしれませんが、一旦仕事が開始したらできるだけ定期的にしてほしいものの、レジャーで出かけるなどあれば直接相談して日程調整下さいとのこと。

 とりあえず隔週なので土曜日の午前中は家にいることに。

結局どうだったのか?

最高!

来てくれる方のスキルや、人柄があうかどうかに大いに依存しますが、我が家は大当たりです。

来られた方も、子供が好きみたいで、うちの子供を孫のように眺めてくださっている(遠慮しておられて抱っことかはしていない)。

まとめ

特に共働きなどで家事をアウトソースしたい、という方の候補として充分可能性があると思う。

すでにかなり汚れていたり、徹底的に仕上げたいときはやっぱりプロへ。

掃除のクオリティはどうしても個人依存なので運任せではある。

でも相性が合わなければ、もう思い切って変えてもらうしかない。。

 

 

キンドル本と動画セミナープレゼント

ブログでは書けない非公開の情報をメルマガで公開中です。更に知りたい場合は登録してください。

詳しくはこちら

f:id:kohei327:20191002002342j:plain

キンドルで発売中のこちらの本もプレゼント中!

 

 

*1:論理的に考えればメリットありますが心情的に、、、

*2:UIは最悪なのでまぁ、、、